なかなかない南インド料理のお店
インド料理といっても北インド料理と南インド料理は特徴が違うそうで、北インドは主食がパンなのに対して、南インドは米が主食なんだとか。日本は島国だから条件は違うけど北と南に離れていけば食文化が違うし、広いインドでも北と南で違いが出てくるのは不思議ではないことかもしれない。
実は日本で食べられているインド料理はほとんどが北インド料理で、南インド料理は北に比べてシンプルでストレート。
素材やスパイスのひとつひとつが活かされた、さっぱりしていていに優しい飽きの来ないホッとする味。
南インドでは日本と同じようにお米をよく食べるので、小麦を使ったナンやパンを食べる北インド料理よりも日本人に合っているのではないかというお店の説明。
ミールスセット 1650円
それぞれ丁寧に説明があった。
サンバル：主役のカレー。野菜と豆のヘルシーなカレー。
ラッサム：酸っぱいスープ。ガーリックとタマリンド、カレーリーフの香りが爽快。
マサラ・ワダ：甘くない豆の粉からできた、ドーナツのようなもの。チャツネをつけて。
ポリヤル：南インドの野菜のしっとり炒め物。
チャツネ：ミールスには付き物のスパイシーなココナッツソース。
ウールガイ：ニンジンのスパイシー漬物。
パパド：豆からできたパリパリせんべい。手で割って料理にかけると美味しい。
プーリー：全粒粉でできた揚げパン。
ライス：日本米。インドの高級米「バスマティライス」は要予約。
ヨーグルト：自家製。カレーやご飯にかけてもいい。
具が結構いろいろ入っていてうれしい。
美味しかった。
これが結構美味しく、2回までおかわりできるようだったので、一度おかわりをいただいた。
野菜のしっとり炒め物という位置付けのポリヤルという料理は、ポテトサラダのような感じ。
ドーナツ状のマサラ・ワダは思ったより固めで、甘くないサーターアンダギーのようだったけど、ココナッツソースをつけると、これまた初めての感触。
ホッとかアイスか聞かれたけど、この暑い中、まわりのお客さんが全員ホットを頼んでいたのでホットにしてみる。
カップと受け皿の間で、泡立たせるように何度か入れかえてから出してくれる。
シナモンの香りがして美味しかった。
シンガポールでロイヤルミルクティをそんな風に出している店があったのを思い出した。
BGMもインドのものと思われ、異国感のある雰囲気、料理を楽しめるお店だった。
ムットのメニュー
レギュラーカレーセット 700円
日替りカレーセット 800円
ターリーセット（カレー2種類） 1000円
スペシャルターリーセット（カレー3種類） 1100円
ミールスセット 1650円
とある。
南インドを感じたかったのでミールスセットにしたけど、他のお客さんは全員カレーを食べていた。
値段的にも他のメニューと比べて高いので、たしかに普通はカレーを頼むと思う。
曜日によって
イドゥリセット 1000円
ウタパムセット 1000円
パロタセット 1000円
チキンビリヤニセット 1200円
レモンライスセット 1000円
の各種セットもある。
新宿西口駅から小滝橋通りを北上し、途中の信号がある五差路のところで北西にのびる斜めの通りを入っていき、途中左に入ったところ。
「麺屋 翔」という人気ラーメン屋さんの数軒隣。
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インド料理 MUTHU
03-5937-3443
東京都新宿区西新宿7-22-34 東海ビル １Ｆ
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13040853/
https://twitter.com/south_muthu
