新宿「カフェハイチ」昭和から続く名店の味を継承したドライカレー

西武新宿駅近くの地下街、新宿サブナードにある「カフェハイチ」でランチ。

1974年創業のドライカレー名店の味を引き継ぐ店

カフェハイチというお店はこことは違う場所で昭和の時代から愛されてきた、新宿でも知る人ぞ知るドライカレーの人気店だったらしい。
新宿に本店、2号店と直系のお店があったが、現在はともに閉店(2号店は新宿閉店後に中野に移転)しており、新宿界隈だとここ新宿サブナードと新宿センタービルに、カフェハイチの名前とメニューを受け継いだ店が営業を続けているということのようだ。
ハイチはキューバやジャマイカなどと同じくカリブ海域の国。
カフェハイチはハイチっぽい料理を出すお店だが、人気メニューのドライカレーはハイチ料理ではなくお店のオリジナルとか。
それを食べてみたくて行ってみた。

ハイチスペシャル 1048円

ドライカレーとコーヒー、それとサラダもしくはデザートがセットになったスペシャルメニュー。
ドライカレーっていうと、カレーピラフみたいなやつのことをいう場合もあるけど、ここのドライカレーはライスの上にライスとまったく同じ面積分のキーマカレーがのっているようなスタイル。
味は異国情緒というか特殊な要素はあまりなく、スパイスなどはいろいろ使ってるんだろうけど日本人の好きな味だと思う。
コッテリ感は感じられず、どちらかというとすっきりしている。
ドライな分、余計な油が落ちているのかもしれない。
お米は28年産の宮城県産あきたこまちとのこと。
サラダは水菜のサラダ。
少しピリ辛のドレッシングがかかっている。
シャキシャキで美味しいけど、長めに切られていて、フォークだとすごく食べにくかった。
コーヒーはハイチ原産のコーヒー豆を100%使用しているとのこと。
砂糖とミルクは普通だけど、ラム酒が出てくるのが面白い。
コーヒーは深煎りめの酸味があまりないタイプで好み。
ラム酒の容器は真っ逆さまにしても一滴しか出ないようになっていて、それを数滴垂らしてみたら、また新しい香りが加わって、初めての体験だった。
ラム酒を数滴入れるのは、ハイチコーヒーの飲み方の特徴だそうだ。
家でも今度やってみようかな。

カフェハイチ 新宿サブナード店のメニュー

ドライカレー 940円
ペパーポット(ハッシュドビーフ) 940円
ビーフカレー 972円
カリビアンソース(鶏肉のトマトソース煮込み) 1026円
プレ・ブランシェ(鶏肉のクリーム煮込み)スープのみ 562円 / コーヒー付き 1026円
チキンの洋風ガユ(鶏肉と牛乳で煮込んだお粥) 1005円
日替わりスープ 216円
チーズ&オリーブ 324円
カリビアンパテ(トルティーヤ揚げ) 735円
など。
バタートースト(378円)
オーブンサンド(562円)
ピザトースト(616円)
カスタードプリン(432円)
カフェモカプリン(540円)
オレンジケーキ(540円)
パインケーキ(540円)
チーズケーキ(540円)
などの喫茶店ぽいメニューもある。
西武新宿駅と新宿駅の間にある、新宿サブナードという地下街の一番西側。(新宿サブナードのフロアマップ的には1丁目の8番らしい)
靖国通りの歌舞伎町一番街の入口付近の階段から地下に降りると近い。
ランチタイムだったが、このときはお客さんは少なく、待たずに入れる状態だった。
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カフェ・ハイチ 新宿サブナード店
03-3358-8172
東京都新宿区歌舞伎町1 新宿サブナード 地下街
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13019158/
http://www.subnade.co.jp/restaurant/detail/cafehaiti.html